足立区の強盗・窃盗対策補助について

こんにちは。FP・行政書士すのはら事務所です。
このところ、闇バイトなどによる凶悪な強盗事件が頻発しています。当事務所のある足立区でも空き巣などの被害が急増中(対前年2.4倍)との事です。そのため区では緊急対策として、住宅への侵入防止に特化した補助を行っています。被害の多くは集合住宅よりも戸建て住宅となっています。特に戸建て住宅にお住まいの方はこの制度を利用して防犯対策を強化することをおすすめします。(集合住宅に居住している人も可です)。強盗犯は侵入するまでに5分以上かかると侵入を諦める確率が高くなるようです。また防犯カメラの設置は強盗犯に対する大きな抑止力となります。

補助の期限

令和6年11月18日~令和7年2月28日(金)17時までとなっています。

対象者

令和6年4月以降に購入(令和6年4月1日以降の領収書)された個人の方が対象となります。令和6年3月以前の購入は対象となりません。

1,住宅(足立区内に限る)に対象防犯設備を購入・設置した世帯
2,申請する防犯設備については、以下の上限数以内であること。
  ①防犯カメラ(防犯カメラ、インターホン連携型防犯カメラの2品目)
   1品目2台以上の申請が可能(例:防犯カメラ2台等)。
  ➁侵入盗対策物品(16品目)
   2品目まで申請が可能(例:防犯フィルムとセンサーライト等)。3品目以上ご申請の場合は、区担当から確認の連絡をが入ります。また、各品目2個以上の申請が可能です(例:センサーライト2個、窓への補助錠3個等)。

手続きの流れ

1,防犯設備の設置等の検討・選定
2,防犯設備の設置
3,申請書取得・記入・添付書類の準備
  (申請書は区役所窓口および区民事務所で配布しています。区のホームページからダウンロードもできす)
4,申請書提出(窓口(除く区民事務所))、郵送のほかオンラインでの申請もできます)
5,区による申請書受理・審査・決定通知書および口座振替依頼書発送
6,口座振替依頼書提出
7、区による口座振替依頼書受理・振込
8、入金※申請から約2か月後となります

対象となる防犯設備

防犯カメラ

年度内に申請できる上限数:1回(令和5年度、6年度の防犯補助金で補助金交付を受けていない場合に限られます)

侵入対策(16種)

年度内に申請できる上限数:2項目まで申請可

注意する点

・それぞれの商品を複数個申請する場合は、1個ごとではなく、購入した個数の合計額に対し、補助率を乗じて補助額が算定されます。

・足立区外の店舗やインターネット等での購入も補助対象になります。インターネットで購入した場合、「注文完了メール」では領収書の代わりにはなりません。

・室内に設置した防犯カメラは対象外になります。犯行を行おうとする者が容易に気が付く場所に設置した場合のみ対象になります。

・防犯ガラスへの交換について、サッシは補助対象にはなりません。

・その他にも注意点がありますので、疑問点があれば区の危機管理課・生活安全推進係に問い合わせましょう。

本来令和6年度の防犯対策は予算に達し終了となっていましたが、闇バイト等による犯罪が後を絶たず、緊急特別対策として実施されるものです。また足立区以外でも多くの自治体で実施されています。年末年始に向け各ご家庭の防犯対策を一考してみてはいかがでしょうか。

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