空き家問題

こんにちは。足立区で社会のために頑張る行政書士すのはら事務所です。

先般、相続登記の義務化について書きました。所有者不明の土地が九州の広さに匹敵するって話・・・この問題は土地だけでなく、家屋についても同じですよね。すべて所有者不明と言うわけではありませんが、ほんと空き家が目立ちます。東京都内でもずいぶん増えている気がします。

他人事じゃない空き家問題

2018年の空き家戸数は約849万戸で総住宅数の約14%ほどになっているとの事。空き家の種別としては、賃貸用・売却用が約462万戸、別荘等が約38万戸、その他約349万戸だそうです。この「その他」と言うのがいわゆる「空き家」ですね。今にも崩れ落ちそうな家だったり、人が住めそうな感じだけど草ボウボウだったり木の枝が道路や隣家に伸び放題とか・・・

実は自分の実家(長野県上田市にあります)も母が施設に入って以来、もう6年以上空き家になっています。
いまは実弟が所有していますが、東京にいるので住んではいません・・・ゴールデンウイークとお盆の時期には帰省して庭の手入れなどもしていますが、人の住まない家はこんなにもボロくなるのか・・・と帰る度に思わされます。トイレの水漏れ、キッチンの水漏れなど水回りは特にでね。すぐに何万円もかかります。固定資産税は弟が負担してくれてますが、空き家を維持するのも大変なものす。

いっそのこと更地にして売却を、とも話し合いますが、なんせ田舎の大きな家なので破棄する物も多く、粗大ごみ出すだけでもかなりの費用が掛かりそうだし、更地にするのにいくら掛かるか・・・と考えると踏み出せません。

国や自治体でも様々な取り組みをしているようで、「空き家バンク」と言う空き家紹介制度が多いようです。しかし貸すにしてもそれなりの修繕をしないと借り手もつかないですよね。解体費用や改修費用の助成金等を出してもらえるようなのですが、調べてみたら上田市の場合最大で50万円・・・・。足立区では老朽家屋の解体に最大で210万円のようです。木造住宅の解体費用は坪当たり4-6万円くらいのようです。結構かかるな・・・上田市も、もう一声・・・なんて考えてはいけないんでしょうね・・・

改修か、更地化か、売れるものならそのまま売却か・・・・
今年のゴールデンウイークもその話で盛り上がりそうです。

今回はただの愚痴になりました・・・・m(_ _)m